PS5(PlayStation5)でゲームをプレイするとき、テレビとモニターの特徴を踏まえた上で、自分に適したディスプレイを選ぶ必要があります。
特定のジャンルではディスプレイ選びが、ゲームの勝敗を左右する要因になるためです。
PS5のディスプレイ選びについて、解説しているので参考になさってください。
PS5でゲームをするならテレビとモニターどっち
PS5でゲームをするすべての方に最適なディスプレイは存在しません。
大きな画面でPS5を遊びたいのであれば、テレビが適したディスプレイです。
一方でFPSやTPS、格闘ゲームなどのPVPコンテンツを楽しみたい方は、モニターがおすすめとなっています。
このようにプレイスタイルによって、テレビとモニターどちらがよいか異なるため、各デバイスの特徴を把握した上で商品選びを行うのが重要なポイントです。
テレビかモニターいずれの場合でも、ディスプレイの解像度・リフレッシュレートは可能であれば、4K/120Hzに対応した機器を選びましょう。
PS5はソフトによって4K/120Hzに対応しています。
解像度やリフレッシュレートは低い方を適用する仕様となっており、PS5よりもテレビやモニターの解像度・リフレッシュレートが低いと、PS5の性能を最大限発揮することは不可能です。
4K/120Hz対応のテレビやPCモニター・ゲーミングモニターは多く流通しています。
そのため解像度やリフレッシュレートによってテレビかモニターの、どちらかにしなければならないということはありません。
次の項目からはテレビとモニターのメリット・デメリットを解説していきますので、ディスプレイ選びの参考になさってください。
テレビのメリット・デメリット
PS5をテレビでプレイするメリットは大画面でゲームを楽しめることで、デメリットは入力遅延が発生することです。
ゲームジャンルやプレイスタイルによっては、デメリットがPS5でゲームをするときに大きなストレスになる可能性があります。
テレビでPS5を遊ぶときのメリット・デメリットを詳しく確認していきましょう。
メリット
- 大画面で遊べる
- スピーカーを用意する必要がない
- ゲーム以外にも使える
当記事作成時点でポピュラーなテレビの画面サイズは、55インチや65インチです。
16:9のワイドサイズのテレビであれば、55インチの画面サイズは121.70cm×68.50cm(横×縦)、65インチは143.90cm×80.90cm(横×縦)となっています。
大きな画面が主流であるテレビは、広い部屋でゆったりとゲームをしたい方に特におすすめです。
具体的な画面の大きさが気になる方は購入前に、家電量販店でサイズ感を確認しましょう。
テレビにはスピーカーが付属していますので、音質に強いこだわりがないのであれば、追加でデバイスを用意する必要がありません。
ゲーム用として使用していないときもテレビの視聴に使えるため、ゲーム以外の活用方法があることもメリットとして挙げられます。
デメリット
- ゲームモードがない場合入力遅延がある
- PS5対応テレビは高価
入力遅延とはボタンの入力を行ってから、画面に表示されるまで発生するラグ(遅れ)のことです。
テレビの視聴やストーリーを楽しむゲームでは、入力遅延が気になることはないでしょう。
しかしわずかな入力ミスが勝敗を左右するゲームを遊ぶ際には、テレビでのプレイはハンデとなります。
またPCモニターやゲーミングモニターと比較し、テレビの購入費用は高くなる傾向にあります。
商品や画面サイズによっては費用面をカバーできることもあるため、予算が気になる方は安価なテレビを選ぶようにしましょう。
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PCモニターやゲーミングモニターのメリット・デメリット
つづいてPS5をPCモニターやゲーミングモニターでプレイする、メリット・デメリットを解説していきます。
メリットは入力遅延がなくゲームに集中できることで、デメリットは画面が小さいことです。
詳しいメリット・デメリットを確認していきましょう。
メリット
- 入力遅延が少ない
- テレビより安価に手に入る
前述の通りゲームプレイに緻密な操作が要求されるタイトルでは、入力遅延の有無はゲーム成績に直結します。
テレビと比較し、モニターは入力遅延が少ないことが特徴として挙げられます。
またテレビと比較し、購入価格が抑えられる点もメリットの一つです。
機種によってはスピーカーを別途用意する必要があるものの、両方を購入したとしても、テレビと比較し費用が抑えられるでしょう。
デメリット
- テレビに比べると画面が小さい
- ゲーム以外の使い道がない
PCモニターやゲーミングモニターの主流は24インチから30インチです。
16:9であれば、24インチの画面サイズは53.10cm×29.90cm(横×縦)、30インチは66.29cm×37.34cm(横×縦)となっています。
前述の55インチワイドテレビと比較し、半分程度の大きさです。
大画面でゲームをプレイしたい人には、PCモニターやゲーミングモニターは物足りなさを感じるかもしれません。
またゲーム以外の使い道が少ないこともデメリットとして挙げられ、頻繁にPS5をプレイしない方は持て余してしまう可能性があります。
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テレビとモニターそれぞれに向いているゲーム
つづいてテレビとモニターそれぞれに向いているゲームを紹介します。
よくプレイしているゲームジャンルと照らし合わせて、ディスプレイをどうするか決めたいところです。
テレビでプレイするのに向いているゲーム
テレビでプレイするのに向いているゲームはRPGやシミュレーションゲームです。
オープンワールドのタイトルも、テレビでプレイするのに適したゲームジャンルとなっています。
大画面でPS5の美麗なグラフィックを味わえるでしょう。
テレビのデメリットである入力遅延に関しても、上記のタイトルであればプレイに支障を来たすことはありません。
PCモニターやゲーミングモニターに適したジャンル
PCモニターやゲーミングモニターに適したゲームはFPSやTPS、格闘ゲームなどです。
わずかな入力の差がゲームの勝敗を左右するタイトルをプレイするときには、PCモニターやゲーミングモニターを使用しましょう。
また画面サイズが大きすぎると人の視野に入りきらず、ゲームのプレイ状況を把握できない可能性があります。
テレビかモニターどちらにするか迷ったときには
テレビかモニターのどちらを買ったらよいか迷ったときには、まずは予算を決めましょう。
テレビ・モニター購入に限ったことではありませんが、予算が定まらないことには商品選びは不可能です。
次に用途を確認します。
入力遅延が少ない環境でPS5をプレイしている方は、PCモニターもしくはゲーミングモニターが選択肢に入ります。
それ以外の方はテレビかモニターのどちらを選んでも問題ありません。
大画面でPS5をプレイしたい方はテレビを、予算を抑えたい方はモニターをおすすめします。
プレイスタイルに合わせてテレビやモニターを選ぼう
PS5でプレイするゲームジャンルや、ゲーム体験に重視するポイントによって、テレビかモニターのどちらが適しているかは異なります。
FPS、TPS、そして格闘ゲームなどの入力遅延の影響を可能な限り少なくしたい人以外は、予算と好みでテレビ・モニターを選びましょう。
私はテレビでもゲーミングモニターでもプレイしていますが、どちらもゲームプレイに際して不自由を感じたことはありません。
RPGやアクションゲームを主として遊んでいる、筆者のプレイスタイルによるところが影響していると考えています。
テレビやモニターは処分に手間がかかり、保管場所もかさばるため、慎重に購入商品を選びましょう。