先日オークションでジャンク品のPS3を落札したんですが、なんと電源を入れて起動してみたら・・・
じゃーん
きました。真っ赤な画面 「RSOD」エラーです。
なぜか恐怖を感じるこの画面。
せっかくなのでこの赤い画面エラーをE3 FLASHERを使ってダウングレードというか、CFWを導入して復旧修理したいと思います。
まずはPS3の状態を確認します。
早速FWのバージョンを調べます。
FWが3.55以下ならラッキーで、CFWをインストールすればとりあえずの回避が出来ます。
3.56以上だった場合はCFWはダウングレードしないと入れれないので大変です。
では調べてみましょう!
画面が真っ赤なので通常のXMBから「本体情報」では調べれませんので、調べ方は「セーフモード」から行います。
セーフモードの立ち上げ方は・・・
1.PS3をシャットダウンしている状態で起動ボタンを押しっぱなしにします。
※指を離さない!
数秒後に「ピッ!」っとなって数秒後にもう一度「ピッ!」となり、シャットダウンします。
2.次にもう一度起動ボタンを押します。
※また指を離さない!
数秒後に「ピッ!」っとなって数秒後に今度は「ピピッ!」っとなります。
そうしたらすぐ指を離します。
これでセーフモードが立ち上がってきますね。
この画面になり、コントローラーを接続して「PSボタン」を押します。
そしてこの画面になったら「システムアップデート」を選び○ボタンです。
あら、「バージョン4.46以上の・・・」このPS3は3.56以上の4.46でした。
これでは直接CFWを入れることが出来ません。
きっと新しいFWを入れても真っ赤な赤い画面は回避できないと思うので、E3 FLASHERでダウングレードするしかなさそうですね。
※最近のE3FLASHERでダウングレードではなく、直接OFW→CFWにするという感覚です。
早速PS3にCFWを入れるべくダウングレードをE3 FLASHERで行っていきます。
E3 FLASHERの取り付け
本体のネジを外して分解していきます。
なかなかきれいですね!ホコリが少ないです。
ホコリはいつも僕はこれを使って綺麗にしてます。すごく良く取れるし、安くて気に入ってます。
このPS3はCECHL00なので電源を外してからドライブユニットを外していきます。
PS3の旧式の厚型モデルではCECHL00が一番分解するのが簡単です。電池も基盤についてるし、USB部分へのコネクトのケーブルも基盤一体型なので楽です。
ホコリが少ないですねー綺麗に外せました。
では次はハードディスク周りを外します。
網の板とHDDをはずせました。
次はwifiとか良くわからないアンテナとファンのコネクターもはずします。
基盤のネジを全部はずして、CPU・GPUのネジもはずします。
上のカバーをはずします。
そしたら基盤だけを上に持ち上げてはずします。場合によってはグリスがかなりくっついているので、力ずくです(笑
バコッ!と外れたら、
E3 FLASHERを用意します。
空のマイクロSDカードも用意して装着!
次にクリップ装着する部分を軽くブラシで掃除します。
なかなかこの部分はシビアですからね。
そうしたら基盤を元に戻します。ネジをとめるのはCPU・GPUのところだけでOKです。
そして大事なのはファンのコネクターを必ずつけます。
これやらないとファンが回らなくてPS3が死亡します(笑
そしたら電源ユニットだけつけてこんな状態です。コネクター類ははめてください。
そしたら今回は赤い画面の復旧なので、電源を入れて起動し、まずはデータを吸い出します。
スタートを押して吸出し始めます。
今回は1発で吸出しが完了しましたー、最初のころは20~30回ほど失敗していました。最近はコツをつかんだようで1発で成功します。
そうしたら電源を落とします。
ちゃんと吸い出せたかPCに保存して「DumpChecker」で確認してみます!
「OK」の表示が出ました!NGでもNGの場所によっては問題ない場合もあります。
では次にパッチをあてます。
パッチをあてたらまたマイクロSDを空にして戻しますよ!
次は書き込みなので、この状態です。
そして吸出しと同じように書き込んでいきます。
やはり書き込みは時間がかかりますね。
ここからが本番ですね。
「RSOD」赤い画面を修復していきます。
書き込みが終わった時点でこのPS3はただのゲーム機になりました。
次の作業はCFWの導入です。
E3 FLASHERの役目はここで終わりです。
E3 FLASHERをすべてはずします。
そしてドライブユニットもつけて電源ユニットもつけて組みなおします。
ドライブのユニットは必ずつけたほうが良いです。
FWをアップデートするときはつけていないと後々不具合が起こります。
今回は現行のFWが4.46だったのでCFW4.46を入れてみようと思います。
うまくいきますように!!
まずはPS3風のこの機器の電源を入れます。
問題なく立ち上がればこの画面が出ます。
USBにCFW4.46を入れてアップデートしてみます。
順調にアップデートしてます。
CFWにはこの赤い画面「RSOD」を回避するバイパス機能がついていますので、うまくいけば赤い画面のエラーが回避されゲーム画面が立ち上がってくるはずです。
アップデータが完了して再起動しました!
立ち上がってください!!
あああ。なんてことだ。
また赤い画面です。「RSOD」を回避していません・・・
なぜでしょうか。
もしかしたらこのCFW4.46には「RSOD」を回避するバイパス機能がついていないのかも・・・
でもCFWを入れることには成功したようなのでもう一回挑戦。
じゃあ確実にこのバイパス機能がついているもう少し新しいCFW4.75を入れてみることにします。
もう一度セーフモードを立ち上げてみます。
続いてもう一度今度はCFW4.75をアップデートしてみます!
アップデートが完了しました!
次こそは!!
じゃーん!きたました!
よかった~
さあ最後の仕上げです。
今の状態では赤い画面の「RSOD」は回避してるだけなのでこのままだとゲームをしてもセーブできなかったり、トロフィーがおかしくなったり問題だらけです。
なので前回にも記事にしたように「RSoD Fix for all CFW」を使って修復というか動作可能にします。
USBにダウンロードした「RSoD Fix for all CFW」パッケージをいれてインストールしていきます。
実は一番ドキドキするのがこれなんですけど・・・
ではインストールして「RSoD Fix for all CFW」を起動してみます!
黒画面が長い・・・
画面映らない・・
きてください!!
ピピピッ!!
再起動来たー!
大成功です。
これでCFWのゲーム機が1台増えました~
初期化して動作確認をしながら遊べるように作り直していきます。
ということで赤い画面「RSOD」をE3 FLASHERとCFWで無事修理できました。
おつかれさまでした~