amazonって本当に便利ですよね!ポチっと購入するだけで、すぐに自宅に本やDVDはもちろん、靴や日用品、食料品まで届きます。amazonを利用している人は多いと思いますが、amazon以外の出品者が販売していることは知っていますか?このamazonマーケットプレイスを上手に活用することで、本が中古で安く買えたり、読んだ本を高く売ることもできるんです!
今回は、amazonマーケットプレイスについて、購入方法や販売方法を詳しく紹介していきますね。
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amazonマーケットプレイスとは?
amazonマーケットプレイスとは、amazonではない他の業者や個人が商品の売買をできる仕組みのことです。一般の個人であることもあれば、業者が販売していることもあります。もちろん、これを読んでいるあなたもamazonマーケットプレイスで販売や購入することができます。
Amazonマーケットプレイスで購入するのはどんな時?
どんな時にamazonマーケットプレイスを利用するかというと、中古品が欲しい時に利用できます。例えばこちらの本。
右側の赤枠を見てもらうと「この商品はamazon.co.jpが販売、発送します」と記載されています。新品で価格は1,080円です。
ところが、画面の中央、赤い矢印部分を見ると、「中古品の出品」と書かれている部分があります。こちらがAmazonマーケットプレイスとなります。クリックしてみると、こんな画面になります。
中古本が安い順に表示されます。なんと87円から出品されています。送料はこの赤字の価格の下に小さく記載されています。例えば一番上の87円の商品の場合、256円の送料がかかるので、実際には343円が支払う金額になります。中古本に抵抗がなければ、新品よりもかなり安く購入できますね。
Amazonマーケットプレイスでは、中古以外に、新品を購入することもできます。たとえば、今人気のNintendo Switch。Amazonが定価で販売するものは在庫がない状態ですが、他の業者が利益を上乗せして販売しています。
赤枠の部分には、他の業者が販売し、商品の梱包発送はAmazonがすると記載されています。値段はかなり高いですが、子供のプレゼントでどうしても購入したいなどの場合は便利ですね。
このように、Amazonマーケットプレイスの発送形態は大きく2つに分かれています。
商品の在庫が出品者にあり、出品者が直接発送する
Amazonで購入すると、Amazonのロゴが入った箱で届くかと思いますが、出品者が直接送ってくる場合は、オリジナルの包装で届きます。
Amazonの倉庫に商品があり、Amazonが梱包発送する
商品は出品者のものでも、商品がAmazonの倉庫にあるパターン。先ほどでいう、Nintendo Switchのような場合です。この場合は、出品者が販売していますが、梱包や発送はamazonがするのでいつものロゴ入りの箱で届きます。
amazonマーケットプレイスでの購入で注意すること
商品の状態をチェックする
Amazonマーケットプレイスで気を付けたいのが商品の状態です。コンディションが「新品・ほぼ新品・非常にきれい・良い・可」と分けられています。さらに細かく出品者からの説明が書いてあります。例えば「カバーによれと傷があります。中身は書き込みなくきれいです。」などです。ヤフオクやメルカリのように実際の商品の写真は見られませんので、文章でしっかりチェックしておきましょう。
出品者の評価をチェックする
Amazonマーケットプレイスの場合、悪質な出品者から購入しないように注意が必要です。「とてもきれいな状態です」と商品説明に書いてあったのに、届いてみたら書き込みだらけ。あるいは、注文したのに全然発送してくれないといったことがまれにあります。
出品者の評価を事前に見ておくと、こんな事態は避けられます。出品者のページでは、具体的に評価数やコメントを確認できます。高い評価や評価数の多い出品者から購入すれば安心です。
マーケットプレイスでクレジットカードを使っても安全?
amazonでクレジットカードを使うのはいいけれど、amazonマーケットプレイスでカード使うのはなんだか不安・・・大丈夫です!代金の決済は出品者とするわけではなく、amazonのシステムで決済をするので安全です。
カードの情報はamazonにあり、出品者に開示されることはありません。ただ、住所や氏名は商品を送る必要がある以上、出品者にも伝わります。個人情報が気になる方はamazonから購入するか、出品者が販売してもamazonが発送してくれる商品を選んだ方がいいかもしれません。
amazonマーケットプレイスでトラブル!
万が一、amazonマーケットプレイスで購入した商品にトラブルがあった場合はどうしたらいいでしょうか。もし商品が届かない場合は、まずは出品者に連絡をして連絡を待ちましょう。出品者と連絡がとれない、輸送中の事故などの場合は、amazonに報告することで、商品代金の保証を受けられます。これをamazonマーケットプレイス保証といいます。
他に、届いた商品に故障があった場合なども、まずは出品者に一度連絡してみることをおすすめします。たいていの出品者は誠意を持って対応してくれるはずです。どうしてもトラブルが解決できない時はamazonに相談できるので安心ですね。
個人でもamazonマーケットプレイスで販売できる?
それでは、個人でもamazonマーケットプレイスで販売はできるのでしょうか?はい、できます!慣れてしまえば、ヤフオクやメルカリで売るよりも簡単に出品できます。
出品形態には2種類あり、小口出品と大口出品があります。両方とも手数料がかかりますが、大口出品の場合は、売れても売れなくても毎月固定の手数料がかかります。大量に販売する場合は大口出品の方が長い目で見て、手数料は割安になります。個人が読み終わった本を手軽に販売したいのであれば小口出品で十分です。
amazonマーケットプレイスで販売する方法をわかりやすく簡単に説明!
販売専用のアカウントを取得する
amazonマーケットプレイスで販売するためには、購入する時のアカウントとは別に、販売専用のセラーアカウントを取得する必要があります。手続きは簡単です。手数料を支払うためのクレジットカード情報を登録し、売上金を受け取るための銀行口座を登録するだけで完了です。
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amazonマーケットプレイスに商品を出品する方法
では次に、amazonマーケットプレイスに商品を出品する方法です。まずは普通にamazonの画面から、売りたい商品のページを表示させましょう。
右下の赤枠部分「マーケットプレイスに出品する」のボタンをクリックします。すると、詳細を記入する画面に移ります。
コンディション
Amazonマーケットプレイスは「新品、ほぼ新品、非常に良い、良い、可」から選びます。中古本の場合、きれいなら「非常によい」、カバーに少しよれがあるくらいなら「良い」、書き込みがあったり、カバーに破れがあるなら「可」になります。
コンディション説明
具体的に商品の状態を記載します。Amazonマーケットプレイスでは、これを見て購入するかどうか決める人も多いので重要です。例としては「カバーの背表紙部分によれがあります。中身は1ページ角に折れがありますが、書き込みはなくきれいな状態です。ご注文後、2日以内に発送します」などと書いてあると、丁寧で購入されやすいです。
在庫
通常は「1」です。もちろん在庫の数に合わせて変更してください。
販売価格
Amazonマーケットプレイスで販売したい価格を記入します。他の出品者の値段と比べて、同じくらいに揃えましょう。もちろん安くすれば上位に表示されるので、売れやすくなります。
出品者SKU、配送パターン
ここは特に何も触らなくて大丈夫です。
提供する配送オプション
自分で発送する場合は、上の「商品が売れた場合、自分で商品を発送する」にチェックを入れておきます。Amazonに在庫をあらかじめまとめて送ってしまい、amazonに配送を代行することもできます(このサービスをFBAと呼びます)。ただ、手続きが変わってきますのでここでは取り上げません。
ここまで入力したら、「今すぐ出品」のボタンを押せばすぐに出品されます。文字の記入だけでいいので、慣れてしまえばものの30秒で出品ができるようになります。
商品が売れたら、どうしたらいいの?
Amazonマーケットプレイスで商品が売れると、amazonから「注文確定 商品を発送してください」というタイトルのメールが届きます。
どの商品が売れたのか記載されています。このメールには送り先の情報は書いてありませんから、amazonの出品用ページから確認します。
画面右上の「アカウントサービス」をクリックし、画面中央下にある赤枠部分「出品用アカウント」をクリックします。
上のバーから「注文」をクリックすると、注文された一覧が表示されます。発送したい商品の右にある「納品書の印刷」を選びます。
発送先の情報が記載されています。納品書の点線より上の部分は、そのまま切り取って封筒に貼りつければ配送ラベルになります。点線より下の部分は納品書になるので、商品と一緒に同封して発送します。
どんなふうに梱包すればいい?
Amazonマーケットプレイスで売れたら、次に商品を梱包して発送します。水濡れ防止のために、透明のビニールでまずは包みましょう。プチプチやジップロックなどでもいいかと思います。あとは茶封筒などに入れて、先ほどの納品書を入れてから封をします。
メルカリやヤフオクでは不要になった袋で梱包しても構いませんが、amazonマーケットプレイスの場合は、きれいな封筒に入れた方が印象良く、評価も高くなります。茶封筒は100円ショップでも売っていますので、用意しておくといいでしょう。
発送方法はどうしたらいい?
一番手軽で安いのは、郵便のクリックポストという方法です。全国一律、164円という安さで発送できます。厚みは3センチまで、A4サイズ、1キロ以内のものでしたら大丈夫です。クリックポスト専用サイトにヤフーのIDで登録するとすぐに使えるようになります。宛先を入力して、印刷したラベルを貼りつければそのままポストに投函するだけです。
クリックポストの使い方がよくわからない場合は、本やCDであれば、郵便のゆうメールが楽かもしれません。重さによって値段が決まります。クリックポストよりは割高です。郵便局の窓口で、「ゆうメールで発送したい」といえば大丈夫です。本やCD専用の送り方なので、封筒の入口を中身が見えるように少し開けておく必要があります。
漫画の全巻セットなど、大きいサイズのものは宅配便で送りましょう。比較的安いのは郵便のゆうパックですが、近くに郵便局がない場合などはヤマト運輸などを利用してもいいかもしれません。
発送が終わったら、やるべきこと
発送をしたら、発送通知をいうものをしなければいけません。発送通知をすることで、ようやく自分のアカウントに売上が計上されます。
出荷通知の手順
- 注文管理画面から、出荷した注文を選択し、「出荷通知を送信」ボタンをクリック
- 出荷日、発送方法を記入し、お問い合わせ番号があれば記入する
- 「出荷通知を送信」ボタンをクリック
以上で取引が完了となります。
販売した場合のAmazonへの手数料は?
小口出品の場合は、本を出品しただけでは手数料は取られません。販売して初めて手数料が取られます。さて、その手数料ですが、書籍の場合はこんな計算式になっています。
★書籍の場合(2017年11月現在の計算式)
手数料:(商品価格+送料)×15% + カテゴリー成約料80円 + 基本成約料100円
ちょっとわかりにくいので、例えば200円で本を出品して、売れたとします。発送はクリックポストで発送したと仮定します。
売上:商品代金200円+ 送料 257円 = 457円
実際にかかる送料:クリックポスト 164円
手数料:(200円+257円)×0.15+80円+100円=249円
利益:457円-(164円+249円)=44円
かなり利益は少ないですね。あまりに安い本は発送の手間など考えると、ブックオフに持ち込んだ方が楽かもしれません。発売されたばかりで人気の本、高値の本などはブックオフに持っていくよりも、amazonで販売した方が利益は高いです。上手に使い分けをしましょう。
たまに1円で販売している人がいるけど?
商品を見ていると、1円で販売している業者もたくさんいます。はたして1円で販売して利益が出るのか?と不思議になりますね。ポイントは、送料257円が加算されることです。先ほどの計算式に当てはめてみましょう。
売上:商品代金1円+ 送料 257円 = 258円
実際にかかる送料:80円(業者で大量発送するから割引されていると仮定)
手数料:(1円+257円)×0.15+80円=118円(大口出品のため、基本成約料はなし)
利益:258円-(80円+118円)=60円
送料によっても変わりますが、約60円の利益が出そうです。業者がまとめてタダ同然で商品をまとめて仕入れていたとしたら、大量にさばくことで少し利益は出るかもしれません。とはいえ、人件費など考えると相当利益は低そうです。
amazonプライムとの違いは?
最後に最近CMでもよく耳にする「amazonプライム」との違いについてです。amazonプライムはマーケットプレイスとはまったく異なるサービスです。年間3,900円を支払うことで、迅速に商品を受け取れたり、映画や音楽を追加料金なしで楽しめる会員制のプログラムです。
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