宮本武蔵の顔が、三船敏郎である。
カプコンが2026年9月4日に出す『鬼武者 Way of the Sword』は、そういう作品だ。主人公のフェイスモデルに、日本を代表するサムライスターを起用している。
『鬼武者 Way of the Sword』武蔵の顔は三船敏郎

今作の主人公は宮本武蔵。「剣の道」を極めるために京都へ現れた、血気盛んな武芸者である。
その顔を作るにあたって、カプコンは三船敏郎氏をフェイスモデルに据えた。ストアの説明によると、カプコンが作る「宮本武蔵」をサムライキャラクターとしてより強烈に印象づけるための拘りだという。
血にまみれ、泥にまみれて荒々しく戦う若い侍。その造形に、あの顔が乗る。
キャスティングというより、もはや一種の宣言である。

そして武蔵の道は、剣を極めるどころか奇怪な方向へと曲がりくねっていくらしい。ストアの紹介文が、はっきりそう書いている。
カプコンの発表では、シリーズの新作と位置づけられている。舞台も戦国から江戸時代初期へ移った。
語りは大塚明夫、9分47秒の特別映像

2026年9月1日、発売の3日前にあわせて特別映像が公開された。剣戟アクションの紹介にしぼった映像だ。
ナレーションを担当するのは大塚明夫氏。これまで「鬼武者」シリーズで数々のキャラクターを演じてきた俳優である。
その重厚な語りで、今作の剣戟が紹介されていく。
なお、トレーラーと名前は付いているが、尺は9分47秒ある。予告というより、じっくり見せる長尺の映像だ。公開から間もなく再生数は10万回を超えた。
「鬼の佳人」遠藤綾が紡ぐ奇録帖

声の布陣はもうひとつある。公式サイトで随時公開されているキャラクター紹介映像「鬼武者奇録帖」だ。
こちらの語りを務めるのは「鬼の佳人」。声を当てているのは遠藤綾氏である。
鬼武者たちの生き様と宿命、そして強敵たちとの因縁を、この語りで紡いでいく形になっている。

顔に三船敏郎、剣戟の語りに大塚明夫、キャラクター紹介に遠藤綾。発売前の見せ方から、すでに気合いが入りすぎている。
『鬼武者 Way of the Sword』刀と刀がぶつかる駆け引き

肝心の中身に触れる。ジャンルは剣戟アクションだ。
カプコンが挙げているのは三つ。リアルな斬り応えを追求した斬撃表現。刀同士のぶつかり合いによる、かつてない駆け引きと爽快感。そして鬼の力で覚醒する超人的なアクション。
武蔵は「鬼の篭手」によって常人の域を超える力を得ている。篭手は幻魔を斬る力のほかに、その魂を吸って力に換える能力も与えるという。

さらに、篭手からは声が聞こえるらしい。何者かはまだ明かされていない。
Steamのユーザータグには「Souls-like」「Hack and Slash」「Spectacle fighter」といった語が並ぶ。斬るだけで終わる作りではなさそうだ。
タグにはほかに「Swordplay」「Samurai」「Dark Fantasy」「Survival Horror」も付いている。ダークファンタジーとホラーの両方を踏んでいるあたり、京都の見え方も一様ではないのだろう。
配信まわりの数字も出ている。Twitchでの過去最高同時視聴者数は3万2,793人。まだ発売前の作品としては、それなりの数字だ。
鬼武者 Way of the Swordの舞台は瘴気に沈んだ京都

物語の場所は江戸時代初期の京都である。
その京都が、瘴気によって妖しく不可思議な光景へと変貌している。清水寺をはじめ、神社仏閣が立ち並ぶ街並みがそのまま異界になる。
そこにはびこるのが「幻魔」。本来は地獄の奥底に住まう存在だが、瘴気に包まれた京都に突如出没し、人心を恐怖の底へ叩き落とす。

巷で暴威を振るう幻魔とは一線を画する手練れも、次々と武蔵に襲いかかる。殺すか、殺されるか。血で血を洗う剣戟譚、というのが公式の言い方だ。
CEROレーティングはZ、18才以上のみ対象。Steamの大人向けコンテンツの説明にも、暴力表現とゴア表現が頻出すると書かれている。
鬼武者 Way of the Sword 体験版 配信中!

うれしいことに、Steamでは無料体験版がすでに配信されている。斬り応えを買う前に確かめられる。
同じくSteamでは「Benchmark」のPlaytestも公開されていて、こちらは自分のPCで動くかどうかを試せる。
鬼武者 Way of the Sword 価格は8,990円から

版はダウンロードとパッケージで少し構成が違う。
| 版 | 価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 通常版(ダウンロード/パッケージ) | 8,990円 | パッケージはPS5とNintendo Switch 2のみ |
| デラックスエディション(ダウンロード) | 9,990円 | ダウンロード専売 |
| プレミアムデラックスエディション(ダウンロード/パッケージ) | 10,990円 | パッケージはPS5とNintendo Switch 2のみ |
Steamの表示も同額で、通常版8,990円、デラックス9,990円、プレミアムデラックス10,990円となっている。
Steamのフォロワーは5万6,179人。予約段階で売上ランキングは世界10位、欲しいものリストは世界18位に入っている(2026年9月2日の時点)。
鬼武者 シリーズ2本がセール中

最新作へ向けて、過去作も動いている。カプコンのサマーセールで『鬼武者』と『鬼武者2』が値下げされている。
| タイトル | 価格(税込) | 対応機種 |
|---|---|---|
| 鬼武者 | ダウンロード版 2,990円 | PS4/Nintendo Switch/Xbox One/Steam |
| 鬼武者2 | ダウンロード版 3,990円 | PS4/Nintendo Switch/Xbox One/Steam |
| 鬼武者1+2 パック | ダウンロード版 4,990円 | ダウンロード版のみ |
どちらもジャンルは戦国サバイバルアクションで、CEROはC(15才以上対象)。今作とは毛色が違うので、京都へ入る前の腹ごしらえにちょうどいい。
セールは対象ハードや期間が商品ごとに異なる。詳しくは特設ページで確認できる。
鬼武者 Way of the Sword

| タイトル | 鬼武者 Way of the Sword(Onimusha: Way of the Sword) |
|---|---|
| ジャンル | 剣戟アクション |
| 開発・販売 | カプコン |
| 対応機種 | PlayStation 5/Xbox Series X|S/Xbox on PC/Steam/Epic Games Store/Nintendo Switch 2 |
| 発売日 | 2026年9月4日(Steam版のアンロックは日本時間13時) |
| 価格 | 通常版8,990円/デラックス9,990円/プレミアムデラックス10,990円(すべて税込) |
| プレイ人数 | 1人 |
| CERO | Z(18才以上のみ対象) |
| 日本語 | インターフェイス・音声・字幕すべてに対応 |
| 必要環境(最低) | Windows 11/Core i5-8400またはRyzen 3 3100/メモリ16GB/GTX 1660 6GBまたはRX 5500 XT 8GB/DirectX 12/SSDに50GB(低設定・1080p・30fps) |
| 必要環境(推奨) | Windows 11/Core i5-10400またはRyzen 5 3600/メモリ16GB/RTX 2060 Super 8GBまたはRX 6600 8GB/DirectX 12/SSDに50GB(中設定・1080p・60fps) |
| その他 | Steam実績、Steamクラウド、ファミリーシェアリング、HDR、フルコントローラサポートに対応。DLSS 4.5とFSR 3.1に対応 |
日本語は音声まで用意されている。字幕だけの海外タイトルに慣れていると、これがけっこうありがたい。
鬼武者 Way of the Sword 公式サイト予約

| 公式サイト | 鬼武者 Way of the Sword |
|---|---|
| 鬼武者奇録帖 | キャラクター紹介映像 |
| Steam | 鬼武者 Way of the Sword |
| セール特設ページ | CAPCOM END OF SUMMER SALE |
| シリーズ公式X | @onimusha_capcom |
斬り応えを確かめる日まで
三船敏郎の顔をした武蔵が、大塚明夫の語りに送り出されて、瘴気の京都へ入っていく。
その斬り応えがどれほどのものかは、体験版でいくらか触れる。残りは9月4日を待つことになる。
『鬼武者 Way of the Sword』は6機種で同時に出る。京都で待っている幻魔の数を思うと、篭手のひとつも欲しくなってきた。
筆者ジャンク:インディーゲームを中心に遊ぶゲーム好き。ストアや開発元の発表をもとに紹介しています。
