『Gallipoli(ガリポリ)』が8月20日発売。『Verdun』『Isonzo』の開発元が挑む、最大50人のWW1オスマン戦線FPS

ゲームニュース

泥沼の塹壕を描いた『Verdun』、雪原の『Tannenberg』、アルプスの『Isonzo』。硬派な第一次大戦FPSを作り続けてきたBlackMill Gamesの最新作『Gallipoli(ガリポリ)』が、日本時間8月20日22時に発売される。
今度の舞台は、これまでのシリーズが踏み込んでこなかったオスマン戦線。ガリポリ半島の砂浜に上陸し、最大50人がぶつかり合う。

発売前でフォロワー1万人超え。シリーズ4作目への期待は固い

派手な新規IPではない。それでも発売を待つ人はしっかり集まっている。

Steamのフォロワーは発売前の時点で約11,751人。ストアには10組のキュレーターがレビューを寄せ、海外のゲームメディアも軒並み続報を追っている。

BlackMill Gamesは、10年前の『Verdun』から一貫してWW1のマルチFPSだけを作ってきたスタジオだ。塹壕、雪原、山岳と戦場を変えながらコアなファンを離さずにきた実績があり、その4作目という時点で期待の下地は整っている。

もともと発売は2026年5月21日の予定だった。それを8月20日まで延ばし、完成度を詰めてから出すという判断も、シリーズの手堅さを感じさせる。

ガリポリの砂浜に上陸するリリーストレーラー

どんな空気のゲームかは、公開されている最新トレーラーを見るのが早い。

ダーダネルス海峡からメソポタミアまで、25対25で撃ち合うオスマン戦線

プレイヤーはイギリス、またはオスマン帝国の一兵士になる。ガリポリ半島やメソポタミアの各地へ遠征し、領地を守るか、奪い取るかを賭けて戦う。

戦闘は25対25、合わせて最大50人の目標ベースPvP。夜明けのアンザック入江に降り立ち、蒸気船リバー・クライド号でヘレス岬の要塞に突っ込み、クート・エル・アマラの市街を押し上げる。史実の作戦がそのままマップになっている。

選べるのは、実在した役割を持つ10のクラス。指揮を執る士官、制圧射撃を担う重機関銃手や狙撃兵、味方を戦線に戻す担架運搬手まで、立ち回りははっきり分かれる。

武器は50種類以上。重々しい操作と忠実なリロード動作が入っていて、撃ち合いは反射神経だけでなく、武器への慣れや落ち着きに左右される。この“もっさりだが本格的”な手触りが、シリーズの持ち味だ。

公開マッチにはボットも参戦するので、人が少ない時間帯でも過疎った戦場にはなりにくい。カスタムマッチではボットの有無を選べる。

PC・PS5・Xboxのフルクロスプレイに対応

今作はPC(Steam・Microsoft Store・Epic Games Store)に加え、PlayStation 5とXbox Series X|Sでも同日に発売される。

しかもフルクロスプレイに対応していて、機種をまたいで同じ分隊に入れる。対戦人口が分散しにくいのは、この手のマルチFPSではありがたい。

日本語は表示のみ。ハードコアなPvPは人を選ぶ

遊ぶ前に、頭に入れておきたい点もある。

まず日本語は、インターフェイスの表示にのみ対応している。音声や字幕は英語などが中心で、無線や掛け合いの空気をそのまま味わいたい人には少し物足りないかもしれない。

そして中身は、あくまで一発勝負のハードコアなPvPだ。重い操作とチームワーク前提の設計なので、サクサク撃ち合うカジュアルなFPSを求めていると、テンポが合わないと感じる場面はありそうだ。

もう一点、シリーズの宿命として「発売後に対戦人口を保てるか」という課題がある。過去作でも時間が経つと過疎ぎみのマップが出た、という声はあった。ボット参戦で下支えはされているものの、長く遊べるかは発売後の賑わい次第になる。

発売前なので、完成度そのものはこれから確かめる段階だという点も覚えておきたい。

Gallipoli(ガリポリ)

タイトル Gallipoli(ガリポリ)
ジャンル WW1マルチプレイFPS(クラスベースの目標ベースPvP)
開発/販売 BlackMill Games
シリーズ WW1 Game Series(Verdun/Tannenberg/Isonzoに続く4作目)
対応機種 PC(Steam・Microsoft Store・Epic)/PlayStation 5/Xbox Series X|S(フルクロスプレイ)
プレイ人数 最大50人(25対25のオンラインPvP)/シングルプレイ・ボット対応
日本語 インターフェイス表示のみ対応(音声・字幕は非対応)
価格 海外29.99ドル、発売記念で25%オフ予定。日本のSteam価格は発売時に確定(同価格帯はおおむね3,000円前後)
発売日 2026年8月20日22時(日本時間)

公式リンク

Steam ストアページ
公式サイト WW1 Game Series – Gallipoli
公式YouTube WW1 Game Series
開発元 BlackMill Games

オスマン戦線の塹壕へ、8月20日から

硬派なWW1 FPSが好きなら、シリーズ最新作の発売はやはり外せないタイミングだ。

塹壕、雪原、山岳ときて、今度は砂浜と灼熱の砂漠。舞台の新しさだけでも、シリーズを追ってきた人には十分な動機になる。

カジュアルな撃ち合いではなく、歴史をなぞる重い一戦を味わいたい人は、まずトレーラーで空気を確かめて、刺さりそうなら発売日に飛び込んでみてくれ。


筆者ジャンク:インディーやマルチプレイ作品を中心に遊ぶゲーム好き。ストアや開発元の発表、海外メディアの情報をもとに、正直な目線で紹介しています。

タイトルとURLをコピーしました